「金屋町楽市と隈研吾展」

アルミ押し出し成型による組み立て式什器「ポリゴニウム」は環境を傷つけることもなく、また、ごみを出さず、簡易に組み立て収納かつ無限に拡張でき、室内外で利用できる世界唯一の製品です。平成22年度「第15回ふるさとイベント大賞」奨励賞を受賞した「金屋町楽市inさまのこ」プロデューサー伊東順二の企画のもと、高岡銅器の伝統的な酸化被膜技術を継承するアルミ成型技術と日本を代表する建築家隈研吾のデザインのコラボレーションで作られたこの製品は、従来のあらゆる材料でできたイベント什器より、簡便で、しかも、美しいオブジェとなることもできます。この什器を生み出した富山県高岡市で毎年開催されるゾーン・ミュージアム・プロジェクト「金屋町楽市inさまのこ」の軌跡と参加作家たちを紹介しながら、楽市の特徴である求めるものとのダイレクトなコミュニケーションを可能にする展示販売を同時に実施します。思想も技術もすべてMade in Japanの未来デザインと伝統的工芸の現代における復活の提案プロジェクトです。

概要

タイトル: 金屋町楽市と隈研吾展  ― ポリゴニウム・ゾーン・ミュージアムの実験
会期: 2011年8月25日(木)~31日(水) 11:00~19:00
会場: 丸ビル 1F マルキューブ
内容: ポリゴニウムハウスの展示、および現代工芸作品の販売
設計・デザイン: 隈研吾
企画・キュレーター: 伊東順二
主催: 金屋町楽市実行委員会(高岡市・富山大学芸術文化学部・高岡商工会議所 他)
協賛: 三協・立山ホールディングスグループ
協力: 三芝硝材株式会社・富山ガラス工房・金沢卯辰山工芸工房・高岡工芸センター・
隈研吾建築都市設計事務所・伊東順二事務所     
トークショー: 8月25日(木)・26日(金)・31日(水) 19:00~20:30 @丸の内カフェ

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「金屋町楽市 in さまのこ」 について

高岡市金屋町は、400年の歴史を誇る高岡鋳物発祥の地で、「さまのこ」と呼ばれる千本格子がはめ込まれた伝統的な町家が残り、銅片が敷き込まれた石畳通りと合わせて美しい町並みを形成しています。現在も銅器・漆器などの伝統産業の技が脈々と息づいています。
「金屋町楽市inさまのこ」は、江戸時代初期以来の町並みと銅器工芸の職を残す、高岡市金屋町全域を使って行う生活空間内展示で、ストリートマーケットやイベントを組み合わせた工芸×生活×産業が同居するゾーンミュージアムイベントです。
今年は、金屋町開町400年を記念し、加えて、東日本大震災を踏まえて、「日々是好日 1611 2011 2411」をテーマに、時を超えて次世代へ繋ぐものづくり、まちづくりについて考えます。

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ポリゴニウムとは

アルミ押し出し材を用いた、トラス型の可動什器のシステムである。「カード・キャッスル」というトランプのエッジをつき合わせて三角形に積み上げていくゲームからヒントを得た「ポリゴニウム」は1種類のパネルと5種類のジョイントによる三角形のシステムで構成される。中空のアルミパネルをジョイントに差し込み、端部からピンを差し込む事で短時間の組み立て解体が可能である。 一枚の板は20cm×60cm×10mmの薄い中空構造で、それらを2枚つないで、一辺40cmの三角形ができあがり、耐荷重は100kgである。組積造とトラス構造の中間的な構造システムをもつ「ポリゴニウム」は様々な形態の棚を手軽に組み立てる事の出来るユニバーサルなシステムであるが、実はこれを用いて家さえも作れてしまうほどの強度とフレキシビリティを持つ新しい建築システムでもある。

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